eVTOL(電動垂直離陸機)など、“空飛ぶクルマ”をテーマにした専門展「フライングカーテクノロジー」が、11月4日から6日まで東京ビッグサイト(東京・有明)で開催される。主催するフライングカーテクノロジー実行委員会は7月31日まで、出展企業を募集している。
今回初開催となるフライングカーテクノロジーは、航空機部品を製造する加工メーカーなど、多方面の企業が出展する見込み。既存の航空機分野のほか、自動車分野からの参入も可能となるため、コンデンサなどの電装品や、自動運転の技術・ソフトウェア、バッテリーなどの電動化技術が、eVTOLへの展開・応用が期待できる。
同専門展は11月4日から6日までの3日間、東京ビッグサイト南4ホールで開催。期間中の来場者は3万人を見込む。主催は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の中野冠教授を委員長とするフライングカーテクノロジー実行委員会で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が代表を務める航空機電動化(ECLAIR)コンソーシアムと、産業見本市を企画・運営するアテックス(東京・千代田区)が共催する。
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フライングカーテクノロジー
空飛ぶクルマ
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