日本航空(JAL/JL、9201)は7月9日、企業サイトをリニューアルした。使いやすさや見やすさを向上させ、会社が取り組むべき課題に対する考え方や取り組み、学習コンテンツなどを用意する。
サイトのデザインは白とコーポレートカラーの赤を基調とし、これまでのウェブサイトよりも明るめのトーンに変更。スマートフォンやパソコンなどさまざまな端末の画面の大きさに合わせて表示を切り替える「レスポンシブWebデザイン」を踏襲し、トップページから目的の情報へ直接移動できるよう、コンテンツの一覧を表示する案内画面「グローバルナビゲーション」を採用した。フォント(書体)のサイズを一回り大きくし、視認性とクリックのしやすさを向上させたという。
「2050年のCO2排出実質ゼロ」など、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)達成に向けたJALの考え方や目標、取り組みなどを紹介していく。
また、格納庫を中心とした工場見学や、2016年11月から展開している「空」を通じて未来を考える授業「空育(そらいく)」などの取り組みを紹介する「学ぶ・楽しむ」カテゴリーを新設した。子供から大人まで一緒に楽しめるコンテンツを用意するという。
JALは今年4月7日に、ウェブサイトのトップページを5年ぶりにリニューアル。国内線と国際線の航空券検索を集約するなど、「わかりやすく・使いやすく」を重視して刷新したという。
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