ベトナム航空(HVN/VN)は、日本路線の運休を8月31日まで延長する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもので、政府が要請する特別便は予告なく運航する場合がある。
同社の日本路線は11路線で、ハノイからは成田と羽田、関西、中部、福岡の5空港に、ホーチミンからは成田と関西、中部、福岡の4空港に、ダナンからは成田と関西に乗り入れている。いずれも新型コロナの影響により、3月23日から運休が続いている。
日本とベトナムの両国政府は、両国間の往来に対する制限を段階的に緩和することで一致。具体的な措置は今後調整する。両国政府が要請する特別便は通常の定期便とは異なり、ベトナム航空での予約は受け付けない。同社は駐日ベトナム大使館に問い合わせるよう呼びかけている。
関連リンク
ベトナム航空
・ベトナム航空、日本行き4路線も運休継続 7月末まで(20年6月18日)
・ベトナム航空、日本行き4路線再開検討 7月末まで運休継続(20年6月8日)
・ベトナム航空、787-10初受領 ALCからリース(19年8月16日)
・ベトナム航空、関空-ダナン就航 第3の都市、観光需要取り込む(18年10月29日)
・ベトナム航空、ANA製の機内食 羽田発便、資本提携で(17年3月28日)
・ANA、ベトナム航空に8.8%出資 コードシェアやマイル提携も(16年5月28日)