ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は、ミュンヘン-羽田、関西の2路線を10月までに運航を再開する。同社を中核とするルフトハンザグループは、10月下旬までに短中距離便の90%超、長距離便の70%超を再開予定で、2路線もこの中に含まれる。
7月のルフトハンザグループの運航規模は、計画便数の40%超まで回復する見込み。10月までにグループ全体で運航される機材は380機超と6月時点より200機増え、グループが保有する機材の半数が復帰することになる。
10月までに、ルフトハンザ最大のハブ空港であるフランクフルト発着路線は、マイアミ、ニューヨーク(JFK)、ワシントンD.C.、サンフランシスコ、オーランド、シアトル、デトロイト、ラスベガス、フィラデルフィア、ダラス、シンガポール、ソウル、カンクン、ウィントフック、モーリシャスの各路線が運航を再開する見通し。
ミュンヘン発着は日本2路線のほか、ニューヨーク(ニューアーク)、デンバー、シャーロットの各路線の再開を予定している。
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ルフトハンザ ドイツ航空
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