エア・ドゥ(ADO/HD)は6月24日、全10路線のうち7路線を対象に減便すると発表した。対象期間は7月1日から31日までで、計画の32%にあたる448便を減便するものの22日以降は羽田-旭川線など3路線が通常運航に戻るなど、復便傾向もみられる。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもの。
1日12往復の羽田-札幌線は、7月1日から21日まで1日7往復に減便。22日からは2往復増やし、1日9往復となる。深夜便HD43/44便は、期間中運休となる。
羽田-旭川線(1日3往復)は、1日から21日まで1日2往復に減便。22日からは1日3往復の通常運航に戻す。羽田-女満別(1日2往復)と羽田-釧路線(1日2往復)は1日から21日まで1日1往復に減便し、22日からは1日2往復の通常運航となる。
1日3往復の羽田-帯広線は、1日から21日まで1日1往復に減便。22日から1往復増やし、1日2往復となる。1日2往復の札幌-仙台線と神戸線の2路線は、1日から31日まで1日1往復ずつに減便する。
通常運航は3路線で、1日1往復の中部-函館線のほか、1日2往復ずつの羽田-函館線と札幌-中部線の2路線も通常通りの運航となる。7月22日以降は6路線で通常運航する。
エア・ドゥの減便率は5月が61%、6月は55%で、7月は回復傾向にある。
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エア・ドゥ
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