ターキッシュエア、羽田7月就航へ　週2往復、成田・関空は運休継続

　ターキッシュエアラインズ（旧称トルコ航空、THY/TK）は6月23日、運休中の日本路線を7月4日から再開すると発表した。イスタンブールを発着する日本3路線のうち、羽田線の運航を開始する。残りの成田と関西の2路線は、運休を継続する。

7月に日本路線を再開するターキッシュエアラインズ＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　イスタンブール－羽田線は、火曜と土曜の週2往復のみ運航する。羽田行きTK198便はイスタンブールを午前1時45分に出発し、午後7時25分に着く。イスタンブール行きTK199便は午後10時50分に羽田を出発し、翌日午前5時20分に到着する。8月以降の便数などは未定。投入機材も未定で、以前はボーイング777-300ER型機（2クラス349席：ビジネス49席、エコノミー300席）での運航を計画していた。

　同社は中国から拡散した新型コロナウイルスの影響により、日本路線を3月26日から運休。羽田線は3月30日に1日1往復で開設予定だったが、延期となった。

　運休前の日本路線はイスタンブール－成田線のみ。当初、羽田就航に伴い、3月30日から4月12日までの成田線を運休。翌13日から週3往復で再開し、6月10日からは週4往復への増便を計画していた。このほか4月14日からはイスタンブール－関西線も、2017年1月31日の運休以来3年ぶりに就航予定だったが、再開が延期となっている。

　日本路線は羽田のみ運航し、成田と関西は運休を継続する。成田線は10月25日から始まる冬ダイヤで、関西線は2021年3月28日に始まる夏ダイヤでの再開を予定する。

運航スケジュール（7月4日から）
TK198 イスタンブール（01:45）→羽田（19:25）運航日：火土
TK199 羽田（22:50）→イスタンブール（翌日05:20）運航日：火土

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