ピーチ、国内全便7月再開へ　段階的に減便解消、8月に増便も

　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は6月18日、翌19日から全路線の運航を再開する国内線について、7月22日から全便再開に拡大すると発表した。前日の21日までに減便・運休を段階的に解消する。1日あたりの国内線便数は、計画通り22路線約100便となる。

7月21日までに国内全線の減便を解消するピーチ＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ピーチは新型コロナウイルスで運休している国内13路線について、6月から順次再開。1日には福岡－那覇線を再開し、残りの関西－福岡線や成田－奄美線など12路線は19日から再開する。一部路線は減便を継続するものの、国内22路線が出そろう。

　再開後の減便・運休は、7月21日までに段階的に解消。翌22日からは新型コロナ以前に策定した計画便数を踏襲する。また、繁忙期となる8月1日から31日までは国内11路線で増便を計画し、計画値の3270便から552便増となる3822便を運航する。

　一方、全17路線ある国際線は、引き続き全便を運休する。

　ピーチは国内線再開を控え、機内換気や消毒などを紹介する特設ページを相次いで開設。空港カウンターなどで接客にあたる地上係員はマスクのほか飛沫感染を防ぐフェイスシールドを着用するほか、オペレーション担当のスタッフらが機内をアルコールで拭き上げて除菌している。6月5日からは除菌消臭剤の入った噴霧器も導入し、アルコール除菌に加え、さらに清潔を保てるようになるなど万全の体制で再開を迎える。

関連リンク
ピーチ・アビエーション

国内線再開
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ウイルス対策公開
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開設した特設ページ
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便変更できる運賃を割引販売
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運休発生中の活動
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