国土交通省航空局(JCAB)は、香港貨運航空(HKC/RH)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、6月15日付で許可した。7月1日から関西へ、貨物便を運航する見込み。
香港-関西線を貨物専用便で月曜と水曜、金曜の週3便運航する。機材はエアバスA330-200F貨物機を投入する。JCABによると、就航日は許可時点の事業計画で、変更になる可能性があるという。
香港貨運航空は2007年12月設立の貨物航空会社で、旅客便を運航する香港航空(CRK/HX)傘下に属する。貨物便はクアラルンプールやシンガポール、ダッカ、イスタンブールなどに乗り入れている。
香港航空が運航する旅客便は香港-関西線を1日最大3往復運航するが、現在は中国本土から拡散した新型コロナウイルスの影響により運休している。
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