世界の航空関連情報を提供する英国のOAGは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が運航スケジュールに及ぼす影響などを数値化し、日本語版ウェブサイトで公開している。日本を含めた15カ国と全世界の定期便数を、前年と比較して掲載している。
対象となるのは日本のほか、中国とインド、米国、英国、フランス、ドイツ、豪州など15カ国で、今年1月6日以降の週ごとのデータを公開。国別の便数を週ごとに割り出し、増減率を表とグラフで示している。
データによると全世界の定期便は1月6日の週が前年同期比1.5%増で、1月中は増加傾向にあったものの、2月に入り減少に転じている。最も減少したのは5月4日の週の69.9%減。最新となる6月8日の週は64.8%減で、緩やかではあるものの回復傾向にあることを示している。
各種のデータはExcel形式でのダウンロードもできる。情報は毎週更新する。
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航空会社のスケジュールに対する影響を把握(OAG)
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