日本航空(JAL/JL、9201)は6月12日、工場見学の様子を羽田空港のJAL格納庫から生中継し、無料公開すると発表した。機体を整備する様子を見学でき、整備士が解説する。日本マイクロソフト(MS)の技術を活用し、28日に中継する。
「リモート社会科見学」と命名した生中継は、MSのグループウェア「Teams(チームス)のライブイベント機能と、ホログラフィックコンピューター「HoloLens(ホロレンズ) 2」を使用。Teamsをインストールしたパソコンやスマートフォンで視聴する。
当日は午後1時から1時45分まで生中継し、未就学児や家族などを対象に最大2万人が参加できる。事前登録は不要。格納庫での機体整備を案内する係員は、ゴーグルのような形状のヘッドセット型のホロレンズを着用。係員の目線で紹介し、整備士が解説する。QA機能を使用し、質問など双方向のやり取りもできるほか、コックピットの動画配信も予定する。
MSの技術を活用したリモート社会科見学は、JALのほかキリンビバレッジの湘南工場でも開催。紅茶飲料「午後の紅茶」ができるまでの様子を、前日の6月27日に生中継する。
JALとキリンビバレッジの両社は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため工場見学を休止している。
関連リンク
日本航空
Microsoft HoloLens
「おうちで工場見学を楽しもう!!リモート社会科見学」(学研)
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