スカイマーク(SKY/BC)は6月11日、国内線全路線を対象に運休や減便を継続すると発表した。期間は19日から30日までで、計画の43.4%にあたる18路線822便が対象になる。18日まで運休している6路線のうち、茨城-神戸線など5路線は運航を再開。成田-中部線のみ運休を継続する。
再開するのは茨城-神戸のほか、茨城-札幌と茨城-那覇、中部-鹿児島、神戸-長崎の5路線。茨城発着路線は12日からの福岡線に続き3路線も再開し、就航する4路線すべてが再開することになる。
羽田-札幌(新千歳)線の場合、計画では1日10.5往復運航予定だったが、減便後は1日7往復。1日最大12往復の羽田-福岡線は最大9往復、同7.5往復の羽田-神戸線は同5往復など減便が続くものの、復便傾向もみられる。
運航路線は21路線のうち20路線で、期間中は1070便を運航。羽田発着が札幌と神戸、福岡、鹿児島、那覇の5路線、神戸発着が札幌と仙台、茨城、長崎、鹿児島、那覇の6路線、札幌発着が茨城と中部、福岡の3路線、中部発着が鹿児島と那覇の2路線、福岡発着が茨城と那覇の2路線のほか、茨城-那覇線と鹿児島-奄美線も運航する。
政府は5月25日までに、全国に出していた緊急事態宣言を解除。6月1日には県をまたぐ外出自粛の段階的緩和が始まり、人々の移動が活発化してきている。スカイマークも臨時便を設定するなど、改善傾向にある。同社の6月の減便率は60.6%で、85.8%だった5月と比較すると、25.2ポイント改善する。
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