エンブラエルはこのほど、コンゴ・エアウェイズ(CGA/8Z)が発注した175型機(E175)について、E190-E2に機種変更したと発表した。コンゴはE175を2機確定発注したほか、購入権を2機設定しており、4機分すべてを機種変更する。購入権をすべて行使した場合、カタログ価格で総額2億5600万ドル(約275億5500万円)となる。
コンゴはE175を2019年12月に発注済み。機種変更したE190-E2は2クラス96席で、ビジネス12席、エコノミー84席を設定し、2022年4-6月期(第2四半期)の引き渡しを計画する。
コンゴ・エアウェイズは2014年8月15日に設立し、2015年10月20日に就航。同国の首都・キンシャサにあるヌジリ国際空港を拠点とし、国内線や周辺国への国際線を運航している。保有機材は4機で、エアバスA320型機(2クラス160席:ビジネス10席、エコノミー150席)とボンバルディア(現デ・ハビランド・カナダ)DHC-8-Q400型機(2クラス69席:ビジネス5席、エコノミー64席)を2機ずつ運航している。
関連リンク
Congo Airways
Embraer
エンブラエル
・エンブラエル、民間機納入5機 20年1-3月期(20年5月13日)
・ボーイングとエンブラエル、民間機事業の統合中止(20年4月26日)
E190-E2
・[動画公開]E190-E2メディアフライト(19年9月23日)
・キリバス航空、E190-E2初号機受領 アジア太平洋初(20年1月7日)
・エア・アスタナ、E190-E2導入 同社向け初号機、機首にユキヒョウ(18年12月17日)
・E190-E2、羽田に初飛来 MRJ最大のライバル、静かに着陸(18年10月15日)
・E190-E2、伊丹で初公開 機首にはサメ(18年10月13日)
・E190-E2、ヴィデロー航空へ初号機納入(18年4月6日)