航空自衛隊は5月29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)へ対応中の医療従事者などに対する敬意や感謝を示すため、アクロバットチーム「ブルーインパルス」による展示飛行を東京都区部上空で実施した。
埼玉県内の入間基地を離陸したブルーインパルスは、6機編隊で板橋区方面から都心に入り、東京スカイツリーや東京駅、防衛省、都庁などの上空を飛行した。自衛隊中央病院や都立墨東病院など、感染者の治療に従事する病院上空も通過する飛行ルートが設定され、高度4000フィート(約1219メートル)前後を白いスモークで線を描きながら午後0時40分ごろから約20分ほど飛行した。
ブルーインパルスが都心上空で展示飛行を実施するのは、1964年10月10日の東京オリンピック開会式、2014年5月31日の旧国立競技場お別れイベントに続いて3回目となった。
*写真は5枚。
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