フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は2019年6月に導入した14号機となるエンブラエル175型機(E175、登録記号JA14FJ)について、フェリーフライト(回送)の様子を動画コンテンツで紹介している。全5回の予定で、初回はブラジルにあるエンブラエルの本社を出発した様子を収めた。
初回の動画では、ブラジルのサンジョゼ・ドス・カンポスからレシフェまでのフェリーフライトを収録。レシフェ着後は街並みや屋台なども紹介している。
14号機は2019年6月19日に、サンジョゼ・ドス・カンポスを出発。翌20日にブラジルのレシフェに到着した。その後。同日にカーボベルデのサル島、21日にスペインのアルメリア、キプロスのラルナカ、22日にアラブ首長国連邦のドバイ、インドのバラナシ、24日にベトナムのダナン、台湾の高雄を経由し、拠点の県営名古屋空港には24日午後4時7分すぎに到着した。8都市を経由し6日間かけて到着し、総飛行距離は約2万4900キロ、総飛行時間は約33時間となった。
同社の機体は1機ごとに色が異なるのが特徴で、現在は16機所有している。最新となる16号機(E175、JA16FJ)にはバイオレット塗装を施し、2019年12月19日に静岡空港へ到着した。
FDAは中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で、4月28日から5月17日まで全便を運休。18日から静岡-福岡線と小牧-福岡線、小牧-新潟線、福岡-新潟線の4路線で運航を再開し、6月1日から小牧-花巻線など3路線も再開する。
関連リンク
【JA14FJフェリーフライト①】EMBRAER 175 ワインレッド(14号機)[ São José dos Campos → Recife ](YouTube、3分56秒)
フジドリームエアラインズ
FDA
・FDA、6月から3路線再開 小牧-花巻など(20年5月22日)
・FDA、18日から一部運航再開 乗客の検温実施、中間席販売せず(20年5月15日)
・FDA、28日から全便運休 22路線、期間延長も(20年4月24日)
19年6月に到着した14号機
・FDAのワインレッド14号機、小牧到着 28日就航、高知行き(19年6月24日)
19年12月に到着した16号機
・FDAのバイオレット16号機、静岡到着 発注分すべて受領(19年12月19日)