カタール航空(QTR/QR)とアメリカン航空(AAL/AA)は、現地時間5月17日からコードシェア(共同運航)を開始した。2月に締結を発表した戦略パートナーシップによるもので、アメリカン航空が運航する米国内線に、カタール航空の便名を付ける。
対象となるのはアメリカン航空が拠点とする、シカゴとダラス発着路線。マイアミやアトランタ、シアトルなど200都市1000便以上で実施する。今後は米国内のほか、中米やカリブ海地域へも拡大する。
コードシェア対象路線は今後、アメリカン航空の米大陸や欧州路線にも広げるほか、カタール航空の米国路線や中東、アフリカ、アジア路線にもアメリカン航空の便名を付ける。
両社は日本航空(JAL/JL、9201)などが加盟する航空連合、ワンワールド・アライアンスに所属している。
カタール航空
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アメリカン航空
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