日本航空(JAL/JL、9201)は5月12日、国内線を運休・減便すると発表した。14日から17日までが17路線58便の追加減便で、新たに18日から31日までは103路線8509便の運休や減便が決まった。これまでの発表分も合わせると、14日から17日までは計画の69%が減便となり、18日から31日までは72%の便が減便対象になる。
追加減便する17路線のうち、運休となるのは伊丹-花巻線と札幌(丘珠)-三沢線の2路線。伊丹路線は花巻線以外の対象6路線は減便で、札幌(新千歳)や福岡、仙台などが減便対象となる。17日までの期間中、羽田路線の追加減便は発生しない。
5月18日から31日分は、羽田発着の札幌(新千歳)と伊丹、福岡、那覇の幹線4路線などが対象。各路線を1日12-17往復しているこれらの幹線は、期間中は1路線1日5-6往復ずつに減便する。また、羽田-関西と岡山、北九州、石垣、関西-札幌、伊丹-函館、熊本、福岡-屋久島、奄美大島など37路線が運休し、伊丹-隠岐と奄美大島の2路線は日にちにより運休する。
今回の発表により、夏ダイヤ初日の3月29日から5月31日までの減便は累計で3万829便になり、計画便の57%と半数以上が減便することになった。
関連リンク
日本航空
・ANA、国内線86%減便 羽田-富山など6路線運休(20年5月13日)
・JALの地上係員、羽田保育園に手作りマスク寄贈 飛行機柄タオルを仕立て直し(20年5月8日)
・JTA、那覇-石垣・宮古線に貨物臨時便 生鮮品運ぶ(20年5月6日)
・紙飛行機を飛ばすコツ、JALパイロットが解説(20年5月5日)
・主脚の動作確認はどうやる? JAL整備士が動画で紹介(20年5月4日)
・JAL、整備士がYouTubeで航空教室「動画de航空教室」スタート(20年5月1日)
・JAL、A350は計画通り受領 777更新で運航コスト削減(20年4月30日)
・ANAとJAL、株主優待券の期限延長 11月末まで(20年4月30日)
・JALとANA、新千歳で一緒に見送り(20年4月28日)
・中央席は売りません JAL、国内線で間隔開け感染防止(20年4月28日)
・JAL、国内線67%減便 5月7日から(20年4月28日)