ソニー(6758)グループのソニーAIと、ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のavatarin(アバターイン)は5月11日、次世代遠隔操作ロボットの開発協力について基本合意したと発表した。ソニーAIのAI・ロボティクス技術と、avatarinのアバター(遠隔操作ロボット)技術を組み合わせていくことを検討する。
人間の操作が不要な「自律型ロボット」は安全性やコスト面で導入のハードルが高い。一方、次世代の遠隔操作ロボットは、人が物理的な作業を行うことが困難な場所などでの活躍が期待され、離れた人同士が対面しているかのような臨場感を生み出す「テレプレゼンス技術」とともに、オフィスや店舗、家庭など日常生活の中での活用が想定される。
今回の基本合意により、ソニーAIはAI技術やロボティクス技術、ソニーグループが持つセンシング、アクチュエータデバイス技術やノウハウと、avatarinの遠隔操作ロボットに関する技術、プラットフォーム、検証結果やノウハウを組みわせられるようになる。両社では、誰もが使いやすい次世代遠隔操作ロボットの技術開発や社会実装の検討を始める。
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ソニーAI
avatar-in アバターイン
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