全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空9社は5月8日、ゴールデンウイークの利用実績を発表した。対象期間は4月29日から5月6日までの8日間。中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止で、政府は緊急事態宣言を全国に発し、移動自粛を求めた。各社とも減便や運休などで供給量を縮小したことにより、旅客数と提供座席数が前年を大きく下回った。
4月28日から全便運休中のフジドリームエアラインズ(FDA/JH)を除く9社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比98.4%減の8783人で、国内線は95.7%減の12万3496人。提供座席数は国際線が93.7%減の4万494席で、国内線は78.5%減の69万5481席となった。9社平均のロードファクター(座席利用率、L/F)は国際線が64.2ポイント低下し21.7%、国内線は71.5ポイント低下し17.8%だった。
2019年のゴールデンウイークは、平成から令和への改元に伴い10連休となったことで、国内線を中心に旅客数が大きく増加した(関連記事)。
ANA
ANAの旅客数は、国際線が前年同期比
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