ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は現地時間4月30日、運航開始から80周年を迎えた。同社のウェブサイトでは、80周年を記念した特設ページを開設し、クイズなどを提供している。
ニュージーランドと英国、オーストラリアの3カ国政府は1939年に、同社前身のTasman Empire Airways Limited(TEAL)を設立。1940年4月30日に運航を開始した。飛行艇ショートS30型機で運航し、オークランドからシドニーへ9時間かけて運航した。1961年4月からはニュージーランド政府のみが所有し、1956年4月1日に、現社名のニュージーランド航空に改称した。
ニュージーランド政府は1947年に、おもに国内線を運航するNew Zealand National Airways Corporation(NAC)設立。NACは1978年4月に、ニュージーランド航空と合併した。
日本就航は1980年8月2日で、成田への乗り入れを開始した。現在の日本路線はオークランド-成田線と、ニュージーランドの夏期のみに季節運航するオークランド-関西線の2路線。このうち成田線は中国から拡散した新型コロナウイルスの影響により、6月30日まで運休している。また2017年7月にはオークランド-羽田線も開設したが、現在は運休している。
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80th anniversary(Air New Zealand)
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