全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)と日本航空(JAL/JL、9201)は、株主優待券の有効期限を11月30日まで延長した。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で、両社とも大幅な運休が生じていることや、政府が緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大したため。
対象となる優待券は、有効期間が2019年6月1日から今年5月31日までのもの。期限を6カ月延長し、11月30日までとした。
JALとANAは、2019年の年間搭乗実績で獲得したマイルのステイタスについても、有効期限を延長している。
・ANA、マイル会員ステイタス期限1年延長 21年度は20年度資格継続(20年4月26日)
・JAL、マイル会員FLY ONステイタスの有効期限1年延長 21年度は20年度資格継続(20年4月24日)