スカイマーク(SKY/BC)は4月30日、機内の中央列座席の販売を一時中止すると発表した。同社のボーイング737-800型機は1列6席で、通路をはさみ左右3席ずつの配列となっており、窓側と通路側の1列4席のみ販売し、中央のB席とG席を販売しないことで「ソーシャル・ディスタンシング」を確保して対人距離を離す。期間は5月1日から当面の間を予定している。
スカイマークでは8割以上の国内線が運休や減便となっており、ゴールデンウイーク期間の予約率も10%台にとどまる。販売する座席を制限することで乗客同士の対人距離を離し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐ。
子連れなどの理由で中央席を希望する場合、搭乗日当日に出発空港のカウンターで相談に応じる。国内の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)も4月29日から中央席など一部座席の販売を中止している。
関連リンク
スカイマーク
・中央席は売りません JAL、国内線で間隔開け感染防止(20年4月28日)
・スカイマーク、国内線86%減便 運休路線も、10日まで(20年4月23日)
・ GWの予約数、国際線97%減 国内線も激減、各社減便相次ぐ(20年4月22日)
・スカイマーク、サイパン運休延長 5月末まで(20年4月16日)