エアバス, エアライン, 機体 — 2013年5月8日 09:53 JST

エアバス、エア・アスタナにシャークレット装備A320初号機引き渡し

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 エアバスは現地時間5月6日、カザフスタンのエア・アスタナ(KZR)に燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備したA320の同社向け初号機を引き渡したと発表した。

シャークレットを装備したエア・アスタナのA320=13年5月 PHOTO: P. Masclet, em company/Airbus

エア・アスタナのA320に装備されたシャークレット=13年5月 PHOTO: P. Masclet, em company/Airbus

 座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス132席の計148席。エンジンはIAE製V2500を搭載する。

 KZRは現在A319を1機、A320を7機、A321を4機運航している。

 軽量な複合材で作られたシャークレットは燃料消費を約4%改善するもので、長さ約2.4メートル。従来機で翼端に備えられていたウイングチップ・フェンスに替わるもので、燃料コストを節約するだけではなく、航続距離を約100海里(約185キロメートル)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。A320ファミリーの新造機にオプションで提供され、2015年就航予定のA320neoファミリーでは標準装備となる。

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