日本航空(JAL/JL、9201)グループのJALペイメント・ポートと住信SBIネット銀行は4月27日、マイル会員向け銀行サービス「JAL NEOBANK(JALネオバンク)」を28日から始めると発表した。
NEOBANKは、JALのマイル会員制度「JALマイレージバンク(JMB)」の会員専用ネット銀行口座で、アプリの中で預金や決済などの銀行機能が完結できるサービスになる。銀行取引に応じてマイルをためることができ、NEOBANKの会員同士が相互送金もできる。
申込対象者は満18歳以上で、キャッシュレス決済サービス「JALグローバルウォレット(JGW:JAL Global WALLET)」の会員。JGWはNEOBANKとともに申し込め、いずれも入会金や年会費はかからない。円や外貨の預貯金、振込や振替、ATMによる入出金ができる。
JALは、住信SBIネット銀行などを傘下に持つSBIホールディングス(SBIH、8473)と、共同持株会社のJAL SBIフィンテックを2017年10月に設立。フィンテック(ファイナンス・テクノロジー=金融テクノロジー)を活用したサービスで提携しており、JALと住信SBIネット銀行は、ポイントをマイルに交換するサービスを2018年6月から始めている。
関連リンク
日本航空
住信SBIネット銀行
SBIホールディングス
・JALと住信SBIネット銀行、ポイントからマイル交換(18年6月2日)
・JAL SBIとフィンテック新会社 18年度プリペイドカード参入(17年10月3日)