北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は、22年ぶりの新機材ATR製ATR42-600型機の札幌(丘珠)-三沢線への投入延期を決めた。当初は4月29日に4路線目として就航予定だったが、中国から拡散した新型コロナウイルスの影響による減便や機材繰りにより延期する。
HACは札幌の丘珠空港を拠点とする日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社。ターボプロップ機のATR42は、1998年の就航当初から使用してきたサーブ340B型機(1クラス36席)の後継機で、これまでと同数の3機を導入して置き換えを計画している。座席数は12席増えて1クラス48席となる。
ATR42は12日に初便が就航し、現在は丘珠-函館線に1日2往復、釧路線に1日1往復投入。19日からは丘珠-利尻線に休日を中心に投入し、三沢線には29日に就航予定だった。しかし、三沢線は新型コロナウイルスの影響で減便対象になっており、機材繰りも勘案して投入延期を決めた。
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北海道エアシステム
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前編 22年ぶり新機材
後編 サケや利尻昆布で北海道を表現
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