関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)は4月14日、関西空港に務めるグループ会社の50代男性従業員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は旅客と接することのない事務職で、関空のKAPグループの従業員が新型コロナウイルスに感染したのは初めて。
男性は関空のグランドハンドリングを手掛けるKAPのグループ会社CKTSの従業員。4月10日に発熱し、以降は自宅待機していた。12日に医療機関でPCR検査を受けたところ、13日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性反応が確認された。発熱2カ月前にあたる2月10日以降、海外渡航歴はなかった。
KAPによると、男性が働く事務所などの消毒は実施済みだという。
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