日本航空(JAL/JL、9201)は4月7日、国内線を追加減便すると発表した。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響により、政府が発令した緊急事態宣言を受けた措置で、8日から12日まで羽田-伊丹線など52路線769便を対象に減便する。また、手数料を徴収せずに航空券の変更や払い戻しに応じる搭乗期間を5月6日まで延長する。
期間中の追加減便のうち、最も多い61便を減便する羽田-福岡線は、1日最大15往復30便から6往復12便に減便。1日最大10往復20便の羽田-札幌線は34便減便し、期間中は6往復12便の運航となる。
このほか、羽田-熊本線や羽田-広島線、伊丹-仙台線、鹿児島-奄美大島線などを減便。4月8日から12日までの減便率は約44%となる。
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