スカイマーク(SKY/BC)は4月1日、入社式をオンラインで開催した。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもので、190人の新入社員が入社した。
佐山展生会長は、「スカイマークは安全を担保した上で、2年連続定時運航率第1位を達成している。3月は速報ベースで定時運航率が99%で、おそらく3年連続で1位を達成できたと思う。1部門の力ではなく、全部門が連携・協力しないと達成できない。定時運航率だけでなく、すべてにおいて全員でNo.1を目指そう」と訓示した。
洞駿(ほら・はやお)社長は、「当社は約2600人の社員が運航の各部門を自前で運営するユニークな会社。さまざまな職種の仲間がバトンをつなぎながらワンチームで飛行機を飛ばしている感動を肌身で感じられるような、風通しが良くチームワークが強固な企業風土造りを進めている」と述べた。
新入社員190人の内訳は、パイロット19人、 客室乗務員79人、地上係員42人、整備士18人、グランドハンドリング15人、事務系6人、技術系11人。
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