日本航空(JAL/JL、9201)は3月29日から始まった夏ダイヤの国際線について、運航計画を追加で見直した。4月30日までの中国と香港、インド路線が対象。計画していた国際線60路線5148便のうち、今回発表分を合わせると77%に当たる58路線3963便を運休・減便する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもので、中国本土路線で運航するのは成田-大連線のみになる。
中国路線は、成田-大連線は、JL829/820便を30日から4月30日まで毎週日曜のみ運航。その他の路線はすべて運休する。
香港路線は、羽田線(JL29/26)を4月30日まで成田発着で運航。既存の成田線(JL735/736)は運休する。
インド路線は、羽田-デリー線(JL39/30)のうちデリー発羽田行きJL30便を4月4日まで運航し、5日以降は30日まで全便運休が決まった。
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日本航空
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