日本航空(JAL、9201)は4月30日、全クラスに新シートを導入した国際線用ボーイング777-300ER型機の新仕様機「SKY SUITE 777(スカイスイート 777)」を、7月から成田-パリ線に投入すると発表した。1月から運航中の成田-ロンドン線、5月1日からの成田-ニューヨーク線に続く3路線目。
スカイスイートは「1クラス上の最高品質」をテーマに、全クラスに新シートを導入。JALが保有する777-300ER全13機の改修を2014年までに進め、欧米方面を中心に導入路線を拡大する。
1月9日に成田-ロンドン線へ改修初号機が隔日運航で就航し、2月22日には改修2号機投入に伴い毎日運航となった。5月1日からの成田-ニューヨーク線は、当初は隔日で投入し、5月中に毎日運航となる予定。
7月のパリ線就航後は、11月から成田-ロサンゼルス線、14年1月から成田-シカゴ線への順次投入を計画している。
新シートでは、ビジネスクラスの全席から通路へアクセスできるフルフラットシート導入や、足もとのスペースを最大約10cm広げて男性客でも足を組める広さのエコノミークラスのシートが目玉。機内食も“空の上のレストラン”をコンセプトに新メニューを展開し、郊外などにある宿泊設備を備えたレストラン「オーベルジュ」を目指した。
座席数はファースト8席(改修前8または9席)、ビジネス49席(77または63席)、プレミアムエコノミー40席(46または44席)、エコノミー135席(115または156席)の計232席で、改修前の246席または272席より席数を抑えた。時刻表などでは同機を「SS7」と表記する。
また、無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWiFi」の提供は、パリ線では8月から導入を開始する予定。
関連リンク
Welcome! New Sky(日本航空)
スカイスイート 777
初便就航
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機内公開
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その他
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