全日本空輸(ANA/NH)は3月27日、国内線の一部路線を追加減便すると発表した。中国本土から感染が拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)による需要減少によるもので、成田-伊丹線など5路線を新たに追加するほか、成田-札幌線など2路線は便を追加する。対象期間は4月1日から6日までの6日間で、7路線99便に影響する。
1日2往復の成田-伊丹線は、4月2日から6日まで運休。期間内は1日の成田発NH2179便も運休する。同3往復の成田-中部線は、2日から6日まで1往復に減便。同2往復の成田-仙台線は1日から6日まで、1往復に減便する。
成田-札幌線は1日2往復のうち、1往復を2日から6日まで減便。残りの1往復は1日から28日まで減便を発表済みで、2日から6日までは期間運休となる。同2往復の成田-福岡線も1日から6日まで減便し、発表済みの減便分と合わせ、1日から6日までは期間運休となる。
1日2往復の札幌-青森線は、1日から6日まで1往復に減便。同1往復の広島-札幌線は、1日の広島発のみ運航。2日から6日までは期間運休する。
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全日本空輸
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【お詫び】
2段落目の成田-伊丹線について、当初、4月1日の成田発NH2179便を「運航」としておりましたが、「運休」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。(20年3月27日 17:37 JST)