エアライン, 空港 — 2020年3月25日 20:08 JST

JAL、国際線7割が4月まで運休 ハワイやバンクーバー、ホーチミン追加

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 日本航空(JAL/JL、9201)は3月25日、29日から始まる夏ダイヤの国際線について、ハワイ路線は羽田-ホノルル線を除き4月まで運休するなど、運航計画を追加で見直したと発表した。対象期間は29日から4月30日までで、計画していた60路線5148便のうち、今回発表分を合わせると71%に当たる58路線3658便を運休・減便する。

国際線の7割を4月まで運休するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今回追加発表したのは、ハワイとバンクーバー、ホーチミンシティの合わせて7路線。ドル箱のハワイ路線は、週14往復(1日2往復)で計画していた羽田-ホノルル線のうち、JL74/73便のみ週7往復(1日1往復)運航する。

 残る羽田-ホノルル線のJL72/71便、成田-ホノルル線(JL786/785, JL784/783)、関西-ホノルル線(JL792/791)、中部-ホノルル線(JL794/793)、成田-コナ線(JL770/779)はすべて運休。ホノルル路線は最長4月28日まで、コナ線は4月26日まで運休する。

 週7往復の成田-バンクーバー線(JL18/17)は期間中、週2往復に減便。バンクーバー行きJL18便は木曜と日曜、成田行きJL17便は翌日に運航する。また、4月28日のJL18便と翌日のJL17便は運航する。

 ホーチミンシティ路線は、週7往復の羽田-ホーチミンシティ線(JL79/70)を4月30日まで運休。週7往復の成田-ホーチミンシティ線(JL759/750)は、29日から31日までホーチミンシティ行きJL759便のみ運休し、4月4日から27日までは週3往復に減便する。水曜と金曜、日曜に運航する。

 全日本空輸(ANA/NH)は、3月29日から4月24日までの期間中、計画していた72路線4653便のうち、71%に当たる64路線3295便を運休・減便する。総2階建ての超大型機エアバスA380型機(4クラス520席)を週10往復投入する成田-ホノルル線を含むホノルル路線は、すべて運休する(関連記事)。

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