エアライン — 2020年3月25日 13:49 JST

JAL、国内線57路線減便 1日2割減、19日まで

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 日本航空(JAL/JL、9201)は3月25日、国内線の一部路線を減便すると発表した。期間は夏ダイヤ初日の29日から4月19日までで、国内線126路線のうち羽田-札幌(新千歳)線など57路線が対象で、1日当たり平均2割減便し、期間中2450便が対象になる。成田発着で国際線と接続する「フィーダー便」の一部を除き、運休路線は発生しない。

国内線を減便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線のうち、羽田-伊丹線、札幌線、福岡線、那覇線の幹線4路線はすべて減便対象。1日16往復32便の札幌線の場合、期間中は1日10往復20便から11往復22便に減便し、累計で164便を減便する。同15往復30便の伊丹線は10往復20便から10.5往復21便に、同17往復34便の福岡線は12往復24便から15往復30便に、同12往復24便の那覇線は10往復20便から11往復22便に、それぞれ減便する。

 地方路線の場合、同6往復12便の羽田-長崎線を4往復8便に減便するなどに、多くの路線で1-2往復程度の減便に抑えることで、前後の便に振り替えられるようにしている。

 一方、成田発着の国際線と接続するフィーダー便は、国際線の運休や減便で乗り継ぎ需要が低下していることから、成田-伊丹線、札幌(新千歳)線、中部線、福岡線を29日から4月5日にかけて減便。札幌線と福岡線は、日にちにより運休となる。

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