エアライン, 空港 — 2020年3月23日 18:05 JST

関空、国際線91%欠航 欧州・中東は78% 23日から

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 関西空港を運営する関西エアポート(KAP)によると、関空の国際線は3月23日から冬ダイヤが終了する28日までの6日間で、計画されていた旅客便1220便の91%にあたる1107便が欠航する。このうち、中国本土の旅客便は498便が欠航する。

国際線の91%が欠航する関空=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 関空から中国本土へは43都市に乗り入れ、期間内は524便の運航が計画されていた。欠航は計画便数の95%に達する。

 香港とマカオについても、合わせて106便の欠航が決定。109便の計画に対し、欠航は97%にあたる。

 台湾路線は94便が欠航。114便の計画で、82%にあたる便が欠航する。韓国路線は198便が欠航。204便の計画で、97%が欠航する。また、東南アジア方面は145便が欠航。173便の計画に対し、84%が欠航する。

 欧州・中東方面は28便が欠航。36便の計画で、78%にあたる便が欠航する。ハワイ路線は24便の計画に対し、33%にあたる8便が欠航する。

 グアムは21便の計画に対し、90%にあたる19便が欠航。オセアニアは12便を計画していたが、92%に相当する11便が欠航となる。

 KAPによると、これまでと同じく欠航理由を確認できていないものもあり、すべての欠航便が新型コロナウイルス(COVID-19)に関係するかはわからないという。

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