エアライン — 2020年3月19日 16:18 JST

エアアジア・ジャパン、中部-台北4月まで運休

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)は3月19日、中部-台北(桃園)線(DJ803/804)を20日から4月24日まで運休日を追加すると発表した。36日間で72便が運休する。中国から拡散した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるもの。

中部-台北線の運休を4月まで継続するエアアジア・ジャパンのA320初号機=10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 中部-台北線は通常週7往復(1日1往復)で、機材はエアバスA320型機(1クラス180席/186席)。すでに14日と16日、18日、23日、25日の5日間で計5往復10便の運休が決定している。

 台北線のほか、中部-札幌(新千歳)線と仙台線を運航しており、札幌線は16日から4月5日までに計54便、仙台線は17日から27日までに計10便の運休が決定している。

 台湾は17日から、日本を含むアジア19カ国と東欧のモルドバ、米国のワシントン州とニューヨーク州、カリフォルニア州への渡航情報を、もっとも深刻な「第3級(警告)」に引き上げ、対象国や州から到着した人は14日間の自宅隔離になる。また、ビザ免除が当面停止され、日本人が台湾へ入国する際もビザの取得を求められる。

関連リンク
エアアジア

エアアジア・ジャパン、中部-台北一部運休(20年3月2日)
中部空港、3月は中国路線3路線 便数9割以上減(20年2月29日)
エアアジア・ジャパン、中部-台北就航 初の国際線、2月中旬にも3号機(19年2月1日)