日本航空(JAL/JL、9201)は3月19日、国内線の一部路線を減便すると発表した。期間は夏ダイヤ初日の29日から4月5日で、国内線126路線のうち羽田-札幌(新千歳)線など55路線が対象で、1日当たり平均19%減の1268便を減便する。運休路線はなし。JALによると、振り替えができるかや需要動向を勘案して減便対象を決めたという。
国内線のうち、羽田-伊丹線、札幌線、福岡線、那覇線の幹線4路線はすべて減便対象。1日16往復32便の札幌線の場合、期間中は10往復20便から11.5往復23便に減便し、累計で89便を減便する。同15往復30便の伊丹線は10往復20便から13往復26便に、同17往復34便の福岡線は12往復24便から14往復28便に、同12往復24便の那覇線は10往復20便から11往復22便に、それぞれ減便する。
地方路線の場合、同8往復16便の羽田-熊本線を6往復12便に減便するように、多くの路線で1-2往復程度の減便に抑えることで、前後の便に振り替えられるようにしている。
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日本航空
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