ANA、ピーチ井上CEOが専務　20年4月1日付役員人事と組織改編

　ANAホールディングス（ANAHD、9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）は、4月1日付で役員体制の変更と組織改編を実施する。ANAHD傘下のLCCであるピーチ・アビエーション（APJ/MM）の井上慎一CEO（最高経営責任者）が代表権のある専務に就任する。

—記事の概要—
・役員人事
・組織変更
・20年4月1日付役員体制一覧

役員人事

4月1日付で役員体制を変更し組織改編するANA。ピーチの井上CEOが専務就任＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　主な役員人事では、ピーチの井上CEOが専務執行役員に就くほか、清水信三専務執行役員が副社長執行役員に昇格する。ANAの代表権は平子裕志社長と清水副社長、井上専務の3氏が持つ。

　上席執行役員の三宅英夫中国統括室長 兼 北京・天津支店長は、取締役常務執行役員に昇格。オペレーション推進会議とオペレーションレポート＆レビュー会議の議長、オペレーション部門統括、オペレーション・空港担当、東京オリンピック・パラリンピック推進本部副本部長を担う。

　新たに取締役に就くのは井上専務と三宅常務のほか、外山俊明氏と宮川純一郎氏、梶田恵美子氏が就任する。

　新任の執行役員は7人。西嶋直子氏と亀田清重氏、中堀公博氏、辻浩平氏、早勢晋一氏、原雄三氏、宮前利宏氏が就任する。

組織変更

　組織変更は、人財戦略室を廃止

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