エアライン — 2020年3月13日 23:35 JST

ANA、国内42路線1360便減便 20日から31日

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 全日本空輸(ANA/NH)は3月13日、中国本土から感染が拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)による需要減少により、国内線の一部減便を追加すると発表した。対象期間は20日から31日までの12日間で、42路線1360便が対象となる。

新型コロナによる国内線減便が拡大するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象となるのは、羽田発着の伊丹と札幌、福岡、那覇の幹線や地方路線のほか、伊丹や中部、札幌、福岡などの地方発着路線を含めた42路線。羽田発着の幹線のうち、減便が最も多いのは札幌線(1日最大17往復)で、93往復186便が減便となる。期間内は22日を除く11日間で、1日あたり8往復16便ずつを間引く。

 福岡線(1日あたり18往復)は、129便が減便対象となる。期間中は23日から26日までと29日の計5日間で、1日あたり6往復12便ずつが減便となる。伊丹線(同15往復)は43便を減便し、21日と23日から26日、29日から31日までの計8日間で、1日あたり2往復4便ずつを間引く。那覇線(同12往復)は25日の1往復2便のみ減便する。

 羽田発着は、幹線4路線を含め、広島や岡山、鹿児島、八丈島など25路線が減便対象となる。伊丹発着は札幌や仙台、松山、熊本など7路線を対象に減便。このほか、中部-札幌線(1日最大5往復)と仙台-札幌線(1日あたり3往復)は、期間中は1日1往復ずつ減便する。

 札幌発着は2路線が対象で、釧路線(1日あたり3往復)と青森線(同2往復)で減便。福岡発着は4路線で、対馬線(1日最大5往復)と那覇線(同9往復)のほか、1往復の仙台線と小松線も対象となる。仙台線は3月21日と25日、31日の3日間、小松線は21日から31日までの12日間は運休する。

 那覇発着は石垣線(1日最大7往復)と宮古線(同6往復)の2路線が対象となる。

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セントレアの検疫で感染者確認
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