ANA、国際線運休・減便拡大　中韓台印9路線

　全日本空輸（ANA/NH）は、国際線の運休や減便の対象を拡大する。中国と韓国、台湾、インドの9路線が対象で、期間は8日から冬ダイヤ最終日の28日まで。期間中の平均で、1日あたり国際線全体の1割弱にあたる245便が対象になる。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス（COVID-19）の影響により、中国人と韓国人の入国が制限されるなど環境変化に伴うもの。

国際線の運休・減便対象を拡大するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　運休は7路線。対象路線や便、期間は、羽田－上海（浦東）線（NH967/968）が8日から28日までで、羽田－北京線（NH961/962）と羽田－広州線（NH923/924）が9日から11日、羽田－香港線はNH859/860便が9日から11日、NH821/822便が9日から28日、羽田－ソウル（金浦）線はNH861/864便が9日から11日、NH865/868便が9日から28日、NH867/862便が8日から28日、成田－ムンバイ線（NH829/830）が16日から28日、成田－チェンナイ線（NH825/826）が18日から28日で、7路線とも週7往復（1日1往復）運航予定だった。

　減便は2路線。週14往復（1日2往復）の羽田－台北（松山）線は、NH853/854便を24日から28日まで運休して減便する。週7往復（1日1往復）の成田－デリー線（NH827/828）は、17日から28日まで週3往復に減便し、水曜と金曜、日曜に運航する。

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全日本空輸

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大手2社以外への影響
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海外の航空各社の運休
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