フィンエアー、関空増便見送り　感染拡大で

　フィンエアー（FIN/AY）は3月4日、夏ダイヤ期間のヘルシンキ－関西線の増便を見送り、前年と同じ週10往復運航すると発表した。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス（COVID-19）の影響によるもので、週12往復に増便を計画していた。

夏ダイヤの関空増便を見送るフィンエアー＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ヘルシンキ－関西線は、2019年夏ダイヤではAY77/78便を週7往復（1日1往復）と、深夜便のAY67/68便を週3往復の計10往復運航した。関西行きAY67便の運航日は水曜と金曜、日曜で、ヘルシンキ行きAY68便は木曜と土曜、月曜。29日開始の2020年夏ダイヤでは、AY67便は火曜と土曜、AY68便は水曜と日曜に出発する便を増便予定だった。

ヘルシンキ－関西線の運航スケジュール（20年3月29日から）
ヘルシンキ発関西行き
AY77 ヘルシンキ（17:20）→関西（翌日08:55）運航日：毎日
AY67 ヘルシンキ（00:45）→関西（16:25）運航日：水金日

関西発ヘルシンキ行き
AY78 関西（10:45）→ヘルシンキ（14:40）運航日：毎日
AY68 関西（01:25）→ヘルシンキ（05:40）運航日：月木土

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