日本航空(JAL/JL、9201)は2月27日、国際線機材の機内アルコール消毒対象路線を拡大すると発表した。これまでは日本と中国を結ぶ路線が対象だったが、香港と韓国を追加した。
JALでは対象路線の機材が日本へ帰国後、夜間整備時にテーブルとひじ掛け、各席の個人用モニターやコントローラーなどの座席周り、ラバトリー(化粧室)のドアノブや蛇口ハンドルなど、乗客の手に触れる部分をアルコールで消毒している。今回は日本-香港線とソウル線、釜山線を追加した。
また、国内空港のラウンジでは、食べ物や飲み物の提供方法を個別包装や係員による提供に順次変更している。
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日本航空
JALへの影響
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・ANAとJAL、中国一部運休・減便 3月まで(20年2月4日)
・JALの2月中国予約、10日間で25%キャンセル 3月は20%減(20年1月31日)
ANAへの影響
・ANAの中国路線、関空発すべて運休 成田-上海も(20年2月25日)
・ANA、関西-杭州減便 3月は一時運休(20年2月20日)
・ANA、中国・香港便の運休さらに拡大 半数以下の週85往復に(20年2月13日)
・ANA、中国便の運休拡大 計画半減し週81往復に(20年2月6日)
・ANAの中国発2月予約、昨年の半分に 日本発も4割減(20年1月30日)
・ANA、成田-武漢線の欠航継続 3月1日まで(20年1月30日)
・武漢チャーター機、羽田2タミサテライト”貸切”で感染防ぐ 普段は国内線用(20年1月29日)
航空各社の運休
・ピーチ、国際全路線に影響拡大 羽田-台北など11路線一時運休、減便は4路線(20年2月27日)
・シンガポール航空、日本6路線230便欠航 羽田は138便に拡大(20年2月26日)
・ジェットスター航空、日本3路線減便 ウイルス影響、カンタス航空は香港3路線(20年2月21日)
・シンガポール航空、成田・羽田5月まで減便 感染拡大、全世界で688便影響(20年2月19日)
・ジェットスター・ジャパン、成田-香港も一時運休(20年2月14日)
・ピーチ、那覇-香港3月まで運休 関空は減便(20年2月12日)
・キャセイ、新型コロナウイルスで大幅減便 日本路線も対象(20年2月10日)
・ピーチ、上海一時運休 関空・羽田、3月まで(20年2月5日)
・ジェットスター・ジャパン、成田-上海一時運休 ウイルス拡大、3月再開へ(20年2月4日)
各空港でも影響
・成田空港、2月の中国旅客66.5%減 田村社長「全方面に影響懸念」(20年2月27日)
・関空、中国便欠航85%に 週517便、24日から(20年2月21日)
・中部空港、中国便6割以上減 ウイルス影響、旅客・従業員の安全最優先(20年2月17日)
「欠航」と「運休」の使い分けは?
・「欠航」と「運休」どう違う? JALとANA「明確な基準なし」、時間経過で変化も(20年2月19日)
IATA、3兆円以上の損失予測
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