本田技研工業(7267)の米国子会社ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は現地時間2月19日、小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の2019年通期(1-12月期)の引き渡しが36機(前年同期比1機減)となり、3年連続で小型ジェット機カテゴリーの世界最多納入になったと発表した。
ビジネスジェットをはじめとする、ジェネラルアビエーションの業界団体GAMA(全米航空機製造者協会)の発表によると、ホンダジェットは1-3月期(第1四半期)に7機、4-6月期(第2四半期)に10機、7-9月期(第3四半期)に8機、10-12月期(第4四半期)に11機の、合わせて36機が顧客へ引き渡された。
ホンダジェットは2015年に引き渡しを開始し、これまでに約150機が納入済み。北米と欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で販売されている。
2018年は、改良型「HondaJet Elite(ホンダジェット エリート)」を発表。2019年は中国、カナダなどで型式証明を取得して引き渡し地域が拡大し、緊急医療搬送用(Medevac)仕様のHondaJet Eliteを発表している。
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