日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は、2月21日から実施予定だった那覇-ホーチミン間の国際チャーターを中止する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもの。
チャーターは21日と24日、25日にJAL JTAセールス(那覇市)を機体を貸し切る用機者として実施予定だった。機材はボーイング737-800型機で、12月にも実施している。
2月分の初日となる21日は、ホーチミン行きNU3971便が那覇を午前8時に出発し、午前10時35分着を予定していた。那覇行きNU3972便は午前11時55分にホーチミンを出発して、午後6時に到着予定だった。
JTAの国際チャーターは、これまでに1991年10月の那覇-ソウル(金浦)間を1往復、2009年2月の宮古-ソウル(仁川)間を1往復、2010年5月の宮古-台北(桃園)間を1往復、2011年9月の那覇-台中間を2往復、2012年1月の那覇-香港-石垣間を2往復、2014年1月の那覇-台北(桃園)間を4往復、2017年1-2月の香港-那覇間を1往復実施しており、ベトナムチャーターで8度目となった。
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日本トランスオーシャン航空
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