エアライン, 空港 — 2020年2月12日 18:27 JST

ピーチ、那覇-香港3月まで運休 関空は減便

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は2月12日、香港線の一部を2月17日から一時運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限や、旅行需要の減少によるもので、夏ダイヤが始まる3月29日の再開を予定している。

香港線を一時運休・減便するピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 一時運休の対象となるのは、2路線ある香港線のうち那覇-香港線。もう1路線の関西-香港線は、1日3往復のうち出発時間が最も遅いMM67便と、折り返しのMM68便以外の2往復を運休する。期間中は194便が運休となり、払戻などで対応する。

 航空各社はウイルス拡大による需要減少で、香港線のほか中国線を一部運休・減便している。ピーチは関西・羽田-上海(浦東)線の2路線を、冬ダイヤ期間中の一時運休を決めている。

対象便の運航スケジュール(2月17日から3月28日)
関西-香港
MM63 関西(08:20)→香港(11:50)
MM65 関西(14:00)→香港(17:30)
MM64 香港(12:35)→関西(17:05)
MM60 香港(18:20)→関西(22:50)

那覇-香港
MM963 那覇(12:45)→香港(14:50)
MM964 香港(15:40)→那覇(19:10)

関連リンク
ピーチ・アビエーション

関空、中国便6割超の401便欠航 10日から1週間で(20年2月11日)
キャセイ、新型コロナウイルスで大幅減便 日本路線も対象(020年2月10日)
JAL、中国夜間駐機便を期間運休 中国滞在者の入国制限で(20年2月6日)
ANA、中国便の運休拡大 計画半減し週81往復に(20年2月6日)
ANAとJAL、中国一部運休・減便 3月まで(20年2月4日)
ピーチ、上海一時運休 関空・羽田、3月まで(20年2月5日)
関空、中国便4割欠航 3日から1週間で(20年2月4日)
ジェットスター・ジャパン、成田-上海一時運休 ウイルス拡大、3月再開へ(20年2月4日)
湖北省滞在歴ある外国人の入国禁止 ANAとJALは中国便運休検討(20年2月1日)
JALの2月中国予約、10日間で25%キャンセル 3月は20%減(20年1月31日)
ANAの中国発2月予約、昨年の半分に 日本発も4割減(20年1月30日)
ANA、成田-武漢線の欠航継続 3月1日まで(20年1月30日)
武漢チャーター機、羽田2タミサテライト”貸切”で感染防ぐ 普段は国内線用(20年1月29日)