日本航空(JAL/JL、9201)とアエロフロート・ロシア航空(AFL/SU)は2月10日、夏ダイヤ初日の3月29日からコードシェア(共同運航)を実施すると発表した。航空券販売は3月上旬に開始する見通し。
対象路線は、双方が3月29日にデイリー運航(週7往復)で開設する羽田-モスクワ(シェレメチェボ)線と、接続する両国内10路線となる。
JALは、アエロフロートが運航するモスクワとサンクトペテルブルク、カザン、エカテリンブルグ、サマラ、ソチ、クラスノダール、ロストフ、ニジニ・ノヴゴロド、ペルミ、ウファの各都市を結ぶ便でコードシェアを行う。
アエロフロートは、JALが運航する羽田発着の札幌(新千歳)、名古屋(中部)、大阪(伊丹・関西)、岡山、広島、福岡、長崎、熊本、鹿児島、那覇の各線で実施する。
両社は包括的業務提携の覚書を2017年11月27日に交わしている。アエロフロートは、現地時間6月1日にモスクワ(シェレメチェボ)-関西線を週4往復で開設予定。同路線でもコードシェアの実施を予定している。
運航スケジュール
JALの羽田-モスクワ(シェレメチェボ)線(成田から移管)
JL049 羽田(10:45)→モスクワ(14:55)
JL040 モスクワ(16:35)→羽田(翌日07:55)
アエロフロートのモスクワ(シェレメチェボ)-羽田線(成田から移管)
SU260/262/264 モスクワ(19:00)→羽田(翌日10:30)
SU261/263/265 羽田(12:15)→モスクワ(16:05)
・アエロフロート、3月から羽田に 1日1往復、成田は運休(20年2月10日)
・アエロフロート、関空就航前倒し A350に変更(20年2月5日)
・19年の定時到着率、アエロフロートが世界一 ANAが2位、アジア太平洋では1位 Cirium調査(20年1月15日)
・JALとアエロフロート、包括的業務提携に合意 18年度以降にコードシェア(17年11月27日)