国土交通省航空局(JCAB)は、羽田空港の新飛行経路を航空会社の定期便が都心上空を実際に飛ぶ「飛行確認」について、北風運用による確認を2月5日に終了した。南風での飛行確認は継続する。
*2月12日に飛行確認終了。記事はこちら。
JCABは1月30日から2月5日までの7日間、北風運用による出発便で飛行確認を実施。羽田に4本ある滑走路のうち、C滑走路(RWY34R)から出発した期間中の飛行確認は502便だった。このうち最も多かったのは2月1日の102便で、最も少なかったのは1月30日の24便だった。
北風運用で上空を通過する江戸川区の第五葛西小学校では、2月5日に71デシベルの騒音を約4秒観測。江東区の東京都交通局大島総合庁舎では、70デシベルの騒音が約3秒続いた。
南風運用での飛行確認は2月2日から開始。3月11日までの期間内7日間を計画し、2月5日現在、4回実施している。
関連リンク
羽田空港(東京国際空港)飛行コースホームページ(国交省)
新飛行経路運用開始後の測定結果の公表(20年3月29日から公開予定)
騒音対策について(PDF、国交省東京航空局)
「羽田空港のこれから~飛行経路の見直しによる羽田空港の国際線増便について~」(PDF、国交省)
新飛行経路
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