IATA(国際航空運送協会)の2019年11月の世界旅客輸送実績は、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は前年同月比3.3%増、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は1.8%増だった。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.1ポイント上昇し81.1%だった。

19年11月の世界旅客輸送実績(IATAの資料からAviation Wire作成)
―記事の概要―
・国内・国際線合計
・国際線
・国内線
国内・国際線合計

19年11月の国際線と国内線合計の利用率は81.1%=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの各地域で、航空会社の国籍を基準に調査。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域は