関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は2月4日、関空と中国本土を結ぶ旅客便のうち、3日から9日までの1週間で262便が欠航することを明らかにした。欠航理由を確認できていないものもあり、すべての欠航便が新型コロナウイルスに関係するかはわからないという。
関空から中国本土へは43都市へ乗り入れており、2月は1週間あたり612便の運航が計画されていた。今回の欠航便数は、週間計画便数の43%にあたる。
日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)が4日、日本と中国本土を結ぶ路線の一部を運休・減便すると発表している。
・ANAとJAL、中国一部運休・減便 3月まで(20年2月4日)
・ジェットスター・ジャパン、成田-上海一時運休 ウイルス拡大、3月再開へ(20年2月4日)
・湖北省滞在歴ある外国人の入国禁止 ANAとJALは中国便運休検討(20年2月1日)
・JALの2月中国予約、10日間で25%キャンセル 3月は20%減(20年1月31日)
・ANAの中国発2月予約、昨年の半分に 日本発も4割減(20年1月30日)
・ANA、成田-武漢線の欠航継続 3月1日まで(20年1月30日)
・武漢チャーター機、羽田2タミサテライト”貸切”で感染防ぐ 普段は国内線用(20年1月29日)