シンガポール航空(SIA)は4月25日、ヴァージン・オーストラリア(VOZ)の株式を新たに9.9%取得することに合意したと発表した。SIAは昨年VOZ株を10%取得しており、今回の取得後の持ち株比率は19.9%となる。
SIAは2億5550万株を1株あたり48豪セント、計1億2260万豪ドルで取得。ヴァージングループが所有する株式の買付により、戦略的な出資が可能になるとしている。今回の株式取得については、オーストラリア外国投資審査委員会(FIRB)の認可を申請している。
SIAとVOZは、2011年にコードシェア便運航やマイレージサービスの連動、ラウンジの利用、乗り継ぎをスムーズにするためのフライトスケジュールの調整、共同販売・マーケティング活動など、包括的な長期間のパートナーシップ契約を締結している。
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