公益社団法人・日本航空技術協会(JAEA)は、那覇空港にあるANAホールディングス(ANAHD、9202)などが出資する整備会社MRO Japan(MROジャパン)の格納庫で、2月29日に「Yes I Can 航空教室」を開く。対象は中学生から24歳まで。
今回はMROジャパンとANAラインメンテナンステクニクス、ANA沖縄空港との共催。2019年1月に開所した格納庫見学や、ドック整備士とライン整備士、グランドハンドリングスタッフによる仕事紹介、那覇空港の仕事見学を実施する。MROジャパンの格納庫で航空教室を開くのは初めて。
時間は午前8時50分から午後3時30分までで、参加費無料。先着順で定員35人、申し込みは協会のウェブサイトから。
MROジャパンは全日空整備などを前身とし、2015年6月にANAHDが全額出資して設立。現在の株主構成は、ANAHDが45%、ジャムコ(7408)が25%、三菱重工業(7011)が20%、沖縄振興開発金融公庫、琉球銀行(8399)、沖縄銀行(8397)、沖縄海邦銀行、沖縄電力(9511)の沖縄5者が2%ずつとなる。那覇へ移転前は、伊丹空港の格納庫で整備や特別塗装機の塗装などを行ってきた。
関連リンク
MRO Japan初の航空教室!
日本航空技術協会
MRO Japan
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