日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田-シドニー線にファーストクラスを9月1日から設定する。JALがシドニー路線にファーストクラスを設定するのは、2016年10月開始の冬ダイヤ以来となる。
機材はボーイング777-300ER型機で、座席数は4クラス244席(ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)となる。
3月29日の夏ダイヤ開始時点では、787-9の長距離国際線仕様(3クラス195席:ビジネス44席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席)を使用。9月からはファースト設定だけでなく1便あたりの座席数が1.3倍に増える。
冬ダイヤ期間にあたる現在、羽田-シドニー線は全日本空輸(ANA/NH)とカンタス航空(QFA/QF)が運航。JALのシドニー線は成田発着だが、夏ダイヤが始まる3月29日から羽田に移る。
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